
FAMILY & OUR PACE
家族に紹介する前に、二人で決めておきたいこと。
家族に会う日は、二人の関係を試す日ではありません。紹介の意味と守りたい境界線を先に言葉にすることで、親への思いも二人の希望も大切にしながら、無理のない紹介の仕方を考えます。
「そろそろ親に会わせて」と言われると、うれしさと同時に緊張する。交際を認めてもらえるだろうか。仕事や年齢、出身地について何を聞かれるだろうか。家族との関わりが深いほど、二人だけの問題ではないように感じることがあります。
家族に会う意味を、二人で確かめる
片方にとっては気軽な食事でも、もう片方には結婚の意思表示に感じられるかもしれません。「紹介したらすぐ結婚」「家族が賛成したら進む」といった前提が違うと、当日より前にすれ違いが始まります。
話せそうなときに、なぜ今紹介したいのかを尋ねてみるのも一つの方法です。大切な人として知ってほしいのか、結婚を具体的に進めたいのか、家族から急かされているのか。目的が分かると準備の仕方も変わります。
家族への敬意と、二人で決める人生。その両方を大切にするために、守りたいことを先に共有しておきましょう。
質問への答えを、一人に背負わせない
結婚時期、子ども、仕事、収入、住む場所。答えたくない質問が出ることもあります。そのとき紹介した側が「まだ二人で話しているところです」と受け止めてもらえることで、パートナーが一人で答えを背負わずにすむことがあります。
会う前に、二人で話しておきたいこと
- 今回の紹介を、二人はどう位置づけるか
- 答えたくない話題は何か
- 困ったとき、どんな合図を送るか
- 家族の意見と二人の決定をどう分けるか
親の期待を無視する必要も、すべて従う必要もありません。家族の言葉を聞いたあと、一度二人の場所へ持ち帰り、二人のペースで話し直してもかまいません。
参考:内閣府男女共同参画局「未来をつくるジェンダー意識―若者が考える性別役割のいま」/The Gottman Institute “Support Each Other’s Dreams”
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本記事は、特定の家族観や結婚の形を正解とするものではありません。
家族への紹介を、二人らしい一歩に整えたい方へ。
家族との距離、結婚への考え方、伝えたくないことは人それぞれです。いまの状況とお二人が守りたいことを伺い、無理のない紹介の進め方を整理します。相談内容がまとまっていなくても大丈夫です。今いちばん心に残っていることから、お聞かせください。