
DISTANCE & FUTURE
転勤が決まった夜、「ついてきて」と言う前に。
好きな気持ちと、仕事や暮らしを守りたい気持ちは、どちらも本物です。二人の未来を、どちらか一人の我慢で決めないために。
異動の内示、転職、地元へ戻る選択。突然示された距離を前にすると、「愛しているなら一緒に来られるはず」「待てるはず」と、気持ちを証明したくなることがあります。
愛情と決断を、いったん分ける
遠距離を選ばないことが、愛情の不足とは限りません。仕事を続けたい理由、家族の事情、住み慣れた土地、経済的な見通し。人生には、恋愛だけでは決められない大切なものがあります。
ゴットマン研究では、行き詰まる対立の奥に、それぞれの人生の願いや夢が隠れていることがあると考えます。すぐに結論が出ないときは、「その選択の、どんなところを大切にしているの?」と、互いの思いを聞くところから始めてもかまいません。
距離の問題を、どちらが愛しているかの試験にしない。二人で、距離という問題に向き合う。
遠距離は、期間と続け方を具体的にする
「なんとかなる」と思いたい一方で、具体的な見通しがなく、不安になることもあるかもしれません。会う頻度、交通費の分担、連絡の仕方、寂しい日にしてほしいこと、いつ状況を見直すかを話しておきましょう。
二人で確認したい四つの問い
- それぞれが守りたい仕事と暮らしは何か
- 会う時間と費用を現実的にどう分けるか
- 不安や嫉妬が出たとき、どう伝えるか
- 三か月後、半年後に何を見直すか
別居、同行、一定期間の遠距離。どの選択にも負担があります。すぐに正解を決めず、お互いに受け入れられることと、難しいことを確かめていく方法もあります。途中で考え直すことも、失敗ではありません。
参考:The Gottman Institute, “Support Each Other’s Dreams”
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本記事は一般的な関係情報です。転居、雇用、在留資格等は、それぞれの専門窓口でご確認ください。
好きな気持ちと、ご自身の人生をどちらも守りたい方へ。
転勤や遠距離の選択を、どちらか一人の我慢で決める必要はありません。仕事、暮らし、関係への願いを分けて整理し、二人が納得できる道を考えます。