
連絡がない夜、なぜこんなに不安になるのか。
待っているのは一通のメッセージだけではなく、「私は大切にされている」という安心なのかもしれません。
お風呂から出て、もう一度画面を見る。通知はない。送った文を読み返して、最後の一言が余計だったのかと考える。眠ろうと思うたびに、手がスマートフォンへ戻ってしまう。
昼間は仕事も、人との会話も、いつも通りできた。それなのに夜になると、一通の返信で自分の価値まで決まるように感じる。こんなに気になる自分を、情けないと思わなくてかまいません。
いま分かっているのは「まだ返信がない」ということだけです。相手の気持ちの答えを、今夜ひとりで出さなくてもよい。追加のメッセージを考える前に、「私は何を知れたら安心できるのだろう」と、自分の側にある願いを確かめてみます。
不安の奥には、つながっていたい気持ちがある
スー・ジョンソンが創始した感情焦点化療法(EFT)は、親しい関係の苦しさを愛着の視点から理解します。大切な相手とのつながりが見えなくなると、人は不安になり、確かめたくなったり、逆に傷つく前に距離を取ったりします。
返信を急かす、何度も電話する、冷たい言葉を送る。表面では相手を責めていても、その奥にあるのは「ここにいてくれる?」「私はまだ大切?」という問いかもしれません。
事実と想像を、いったん分ける
「三時間返信がない」は事実です。「もう気持ちが冷めた」は、現時点では想像です。不安な夜には、この二つが一つに見えてしまいます。
すぐに判断しようとせず、いったん画面から離れて休むのも一つの方法です。温かい飲み物を用意したり、ゆっくり息を吐いたり。試せそうなことだけでかまいません。落ち着けないときも、ご自身を責める必要はありません。
送信する前の三つの確認
- 分かっている事実は何?
- いま頭の中で想像していることは何?
- 責めずに伝えるなら、何をお願いしたい?
少し落ち着いて、伝えられそうだと感じたら、「返信がないと少し不安になる。忙しいときは後で連絡すると一言もらえると安心する」と、自分の気持ちと希望を分けて伝えられます。
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連絡を待つ時間に、心が疲れてしまった方へ。
相手の気持ちを推測し続ける前に、いまの不安と本当に望んでいることを言葉にしてみませんか。ご自身を守りながら選べる次の一歩を一緒に整理します。
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